2019年2月9日土曜日

ハバロフスクの5月

Yamaotoko
ハバロフスクは日本と時差2時間ほど先行して居ます。それでも現地夜10時ごろでも明るく、 ついつい就寝時間がずれて午前1時、2時まで騒いでしまいます。日本人観光客年間3000人 位ですから、日本語はもちろん英語もホテル以外は通じることはないでしょう。ただ、一方的に 話し掛けることは多少出来るのですが、理解されにくい状況でしょうネ。 アムール川はようやくようやく雪も解けて、観光船の幕あけを迎えていました。気温は晴れて 無風状態では半そでで居る人も居ますが、曇ると上着を着ても寒いでしょう。5月5日には 早朝厚着をして、帽子、防寒具を着けても、耳がジンジンと痛みました。博物館などが 見学場所として多く見られ、昔の資料展示がされてます。でもほとんどがロシア語での説明文、 解説ですから難解でしょう。それから日本へのお土産などはこまめに買い求めておいた方が 良いでしょう。免税品でのお土産は無いと思われる方が賢明でしょう。さて、市内から車を 飛ばして、時速80キロで1時間半ぐらいのナナイ村へ行きました。途中★山羊★に何度も 会う事が出来ましたが、村境では好物の紙を食べさせることと成りました。何を喋るか解ら ないでしょうつまり山羊は現地での交通警察官の事だそうで、100ルーブル紙幣を差し 上げることとなり、喜んで立ち去っていきましたね。郊外の道路両脇は延々と白樺林が 1時間以上続き、単なる雑木林過ぎない感覚になりました。村の入り口からは4輪駆動車 でなければ無理なような、林道といったほうが良いでしょう、を天井に頭をぶつけながら 林の中を過ぎると、ナナイの部落がありました。ここではロシア語が通じなく別に現地通訳 の人が説明をして、それからわれわれに翻訳するのですから、正確な意味がボケるでしょう。 祈祷司のばあさんの儀式を受け、部落の子供たちの踊り、歌、音楽などの歓迎をして頂きま した。ハバロフスクからアムール川、下流になるナナイは狩猟、かわで魚をとり生計を立てて いるそうですが、観光にも力を入れ始め、古い遺跡を売り物に、古い生活様式、工芸品などで 観光誘致にガンバッテ居るみたいでした。近い将来アムール川でのカヌー川くだりに挑戦する そうですから楽しみですね。木材の伐採現場を見たり、ミツバチの養蜂箱、色々な木材の 標本の説明を受け、川ます、チョウザメなどの燻製とウオッカで歓談をしてきました。 まだまだ普通観光地と同じとは行きませんが、新鮮味が大事な人達には刺戟が有って 良いと感じました。

2006-03-15
在ハバロフスク日本国総領事館報告
★安全上のお知らせ★ アムール川の汚染問題9日、ハバロフスク地方政府はアムール川に含まれている
化学物質が基準値を下回っていることから同川における釣りの禁止を解除しました。他方で、連邦機関
関係者がアムール川の魚を食することを勧めないと発言したことも報道されています。また、現在でも
アムール川の汚染についてのモニタリング調査が行われております。こうした背景も考慮に入れますと
当領事館としても、アムール川の魚の安全性が一層明確になるまで、食されないことをお勧め致します。
          

             2005-11-02
             在ハバロフスク日本国総領事館
             安全上のお知らせ ハバロフスク地方における森林火災現在、ハバロフスク地方周辺地域
             において森林火災が発生しており、住民に対する直接の危険はないものの、空気中に含
             まれる二酸化窒素の濃度が基準値を上回っているとのことですので、外出の際などは、要
             すればマスクを利用するなどご注意をお願い致します。この件に関して「インターファ
             ックス通信」や「イタルタス通信」などでは以下のとおり報じております。
             非常事態省極東地域センターによれば、10月31日現在、ハバロフスク地方、アムール
             州及びユダヤ自治州において37の火災が起こっており、うち、12の森林火災は居住地
             区から10㎞ほど離れた場所で起こっているが、同センターによれば、住民に対する危険
             はない。非常事態令が発令しているハバロフスク地区では6つの森林火災が発生している
             。 またハバロフスク地方森林経営庁によれば、10月31日現在、ハバロフスク地方の
             森林で20以上の火災が発生している。住民に対する直接の危険はないが、ハバロフス
             ク及びソールネチヌィ地区では非常事態令は維持されている。
             在ハバロフスク日本国総領事館
             電話:(4212)42-1442、32-6907、32-6418
             閉館日、緊急時の連絡先:(4212)65-6823

   6月10日朝日新聞、ハバロフスク地方では大規模森林火災が2ヵ所、シベリア・極東を
   中心として11ヶ所に及ぶ過去最悪のペースで広がりロシア森林地帯の150ヶ所が炎上
   中だそうです。ロシア森林全体の二酸化炭素浄化能力の1割以上の量が火災で排出されて
   いると、WWFが言っております。そして、ロシアの森林は世界の森林面積の2割を占め
   ている事も知って置きたいですね。ロシアの森林研究所の調査ではシベリアの火災が完全
   に鎮火するのは冬季だけだそうです。ロシア天然資源省によりますと、2月からシベリア、   
   極東地域だけで森林焼失面積が6272平方キロに成るそうです。地球温暖化による異
   常気象が加速度を増して来ているようです。